暮らし方をリノベーション[LD編]
広さが限られ、何かとの制約の多いマンションですが、便利さや眺望、冬の快適さなどマンションライフには魅力がいっぱいあります。限られたスペースの中でも、必要なもの、必要のないものを見直すことで、自分らしい快適な暮らしが実現できます。
※只今リビング・ダイニングのみ公開しております。体感ご希望の方はお気軽にご予約ください。(寝室・洋室は再リフォーム中です)
コンセプト <ダイニングスペースを暮らしの中心に>
大きなダイニングテーブルを、食事のためだけでなく、PCを使ったり、書類を書いたり、日々の郵便物の整理、人が集まるときはパーティスペースとして、マルチに活躍するスペースとしたのが、住まいづくりのコンセンプトです。 スペースを有効利用したいマンションライフだからこそ、便利で多目的な空間がふさわしいと考えました。広く開放的で、人と物が集まるアクティブな空間として計画しました。
動と静の空間には少しの距離感を
一方で、リビングスペースは、寛ぎと安らぎの空間として、雑然とならないよう計画しています。テレビを置く場所や本の収納など、落ち着けるリビングにするにはある程度の「壁面」が必要です。 また、最近は開放的なキッチンが多いですが、レンジフードや食器洗浄機の音など、騒々しくなりがちですから、キッチンとリビングは少し距離を取りたいと考えました。
家具配置から選んだ中古マンションの間取り
開放的でアクティブなダイニングと、寛ぎと独立間のあるリビングを実現できる間取りを目指して、マンション選びを開始。新築だけでなく、中古マンションも含めて探しました。 何LDK、何㎡といった数字にとらわれず、実際の暮らしの動線や収納を重視して、ライフスタイルに合った間取りを選びます。 中古マンションなら新築より安価な分、リフォームとインテリアに予算を掛けることもできます。
暮らしを見直すリフォームのポイント
リビングに隣接する部屋は必要ないため、間仕切りを撤去し、大きな壁面を確保できる場所にリビングスペースを実現。また、既存の収納内部を作り直し、半分を本の奥行きで使いやすい棚を設置し、書庫としました。 家具の配置に合わせて照明計画を大きく変更しています。アクティブなダイニング空間には、ライティングレールを2本設置し、スポットライトやペンダントライトを好きに付け替えることができます。リビング間は間接照明で安らぎの空間に。
2Mの無垢テーブルは様々なシーンで活躍
躍動的な木目が楽しい無垢材のテーブルをダイニングスペースに採用。無垢材ならでは質感と手触りが、慌ただしい毎日にいろどりとぬくもりを添えます。2Mという大きさが、食事だけでなく、いろいろな暮らしのシーンを支えてくれます。 このテーブルをインテリアコーディネートの中心にし、他はウォールナットとモノトーンで統一しました。 リフォーム予算 約180万円 インテリア予算 約120万円