ツヤ感を活かした置き型の造作テレビボードです。
すべて鏡面仕様のメラミン化粧板でデザインしました。
ガラスの扉、壁面に貼った名古屋モザイクの大理石調タイルなど、ツヤ感のあるものに合わせメラミン化粧板のTVボードを造作家具でデザインしました。
これから購入する大型薄型TVをセンターよりやや右寄りに設置するということもあり、あえてシンメトリーにキャビネットを設置せず、右側だけでバランスをとりました。
左の天板上にはミニコンポと電話機を置く予定で、その上の開いた空間には絵をつけ、バランスをとるデザインになります。
造作家具は一般的に、壁面に固定することが多いのですが、移動や掃除のことも考慮に入れてほしいという要望から移動のできるテレビボードを造作家具でデザインしています。
パールの入った木目のメラミン化粧板と大理石調のメラミン化粧板を組み合わせたエレガントな造作家具ができました。
【札幌市中央区 I様邸】
造作家具 詳細①
キャビネット外側上部の横に見える黒いものがスイッチです。 ダウンライトは造作家具用の薄型ハロゲンライトを使用している為、変圧器が必要になりますが、天板の厚みのなかに納め、見栄えも考慮しています。 また、背板をつけないことにより、ツヤ感のあるタイルがダウンライトに照らされ、より一層の美しさを演出します。 ガラス系などのクリスタルな雰囲気にアクセントで色物を入れるときれいな飾り付けができます。
造作家具 詳細②
ガラス扉専用のヒンジです。内部をきれいに見せ解放感をもたせる為、枠をつけずに、クリアガラスのみの扉にしています。
造作家具 詳細③
枠をつけずにガラスだけの扉にしました。 ガラスは天板や扉の色にトーンを合わせブラウンガラスで、上品にコーディネートしました。 造作家具ならではの、素材選びができます。
造作家具 詳細④
掃除をこまめにしたいということで、造作TVボードを移動できる様、造作家具にコンセントを接続せず、コンセント部に穴を開け、切り口が見えなくなる様に枠を回しました。 見栄えも考慮した親切デザインです。
造作家具 詳細⑤
取っ手はカワジュン製の木目入りをチョイスしました。 小さな素材でもこだわりをもちセレクトをすると、シックで落ち着きのある雰囲気になります。 女性でも開きやすい形状になっています。
After 完成写真
全体的に白のイメージですが造作家具も全て違う色で違和感なくコーディネートしています。 鏡面仕上げの素材、ガラス・磨き仕上げの壁面タイルなどのキラキラとした素材感が、空間を華やかにしてくれます。 造作家具の納品は『AI'Sインテリアデザイン』にお任せ下さい。